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教員と情報、教員の駄弁

学内「参観」のすすめ 学校を訪問して気付くのは、探究の時間割(何曜日の何限目)を学年で同一に固定しているところが多いことです。例えば、水曜日の5限と6限には、高校1年生が一斉に探究に取り組んでいます。高校によっては、同じ時間に2年生も一斉に...
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「学年縦割り探究」の可能性

ホームルーム制 私の地元・福井県の若狭高校は、かつてホームルーム制を採用していました。学科や学年の枠を取り払った縦割りでグループを構成し、学生生活の中心にしていたそうです。「異質のものに対する理解と寛容」は、今も続く若狭高校の教育理念です。...
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前後の「探究」で学校行事をフル活用

体験「提供」に追われる学校 私の頃に比べると、最近の小学校には、教室で受ける授業以外の学習や行事が様々にあるようです。今はどの学校にもホームページがあります。そこに掲載されている日々の活動を見ると、頻繁に校外学習で近隣にフィールドワークに出...
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言葉を磨く

留学生との会話 今、ウチにはアメリカからの留学生がいます。長年、母校の大学に留学してくる学生を預かるホストファミリーとして登録しており、最初の学生がやってきたのは1996年のことでした。もう30年近く前です。それから、一年間(正確には夏休み...
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福井県坂井市

先生との交流 本年度と来年度、私は福井県坂井市より「探究学習アドバイザー」の委嘱を受けています。昨日、委嘱式の後、早速、教育委員会主催のイベントで、坂井市の小中学校の先生たちと交流する機会をいただきました。冒頭30分でこちらの話を聞いてもら...
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知識・経験の分かち合い

「事々交換」のすすめ 前回、何かを探究している人はそれを誰かに伝えることを試みてほしいということを書きました。住民のそれぞれが「伝える」ことを極め、「まち」に多くの語り部が生まれ、互いに伝え合う「事々交換」が進めば、まちはより活性化していく...
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全市民に探究心を

探究マインド ある市から「探究学習アドバイザー」の委嘱を受けるにあたり考えたのは、義務教育期間の子ども達に関われるなら、いっそのこと子どもから大人まで、その市の市民全員に「探究マインド」を今一度力強く持ってもらえるような取り組みを何か考えて...
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「刺激」の有効活用

避けたい一般論 自身の興味・関心からスタートして取り組めれば理想の探究といえるでしょうが、生徒全員が最初からそうなるとは限りません。やりたいことが特にない、すぐには見つかりそうにない、という生徒が必ず現れます。一方で、時間的制約がある学校カ...
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探究は「何を」かつ「どう」

生きる力をはぐくむ 1998年の学習指導要領に「生きる力をはぐくむ」という言葉が登場しました。とはいえ、生きる力を育むことは、それまでも学校教育で重視されてきていたことです。「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の三本柱がそれに当たります...
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セルフブランディングと探究

ブランドとは ブランドやブランディングについて語ろうとする場合、どこから話を始めるでしょうか。その昔、放牧する家畜がどこの家の所有かわからなくなってしまわないよう、家畜に焼印を入れたこと、その焼印(を入れること)を古ノルド語でbrandrと...